🍂冬前に知ってほしい「転倒予防法」

2025年12月4日

〜今日からできる3つの見直し〜

こんにちは。

沖縄市・うるま市で高齢者の暮らしをサポートしている ちゅらハート です。

朝夕の空気が少しずつひんやりしてきて、季節の移り変わりを感じる時期になりました。

実はこの季節、ちゅらハートのご利用者様からよく聞く相談があります。

それが——

「家の中でつまずきそうになった」
「買い物中にふらっとした」

という “転倒の前触れ” のような出来事です。

大きなケガに繋がる前に、今日は 今すぐできる転倒予防の豆知識 をお届けします。

ご本人だけでなく、ご家族の方にもぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

①「足元の整理」だけで転倒リスクは約40％減ると言われています

つまずきの原因の7割は 家の中 です。

特に多いのが——
・長年置きっぱなしの家具
・使わない段差スロープ
・入り口付近の新聞や荷物
・電源コード
・薄いラグやマット

これらが “ちょっとした段差” をつくり、転倒に繋がります。

ちゅらハートでも、ご自宅の家事サポート中に「ここは危ないかもしれないな…」と感じる場面によく出会います。

◎ 今日からできる見直しポイント

よく歩く導線（玄関→リビング→トイレ）の床を一度“まっさら”にする
薄いマットは外す
電源コードは壁に沿わせる
玄関の段差近くに荷物を置かない

ほんの10分の見直しでも、驚くほど歩きやすくなります。

②「足の筋力低下」は本人が気づかないまま進みます

転倒は“体力”ではなく、

つま先を少し上げる力（前脛骨筋）が弱ることで起きることが多いです。

ご家族でも、「歩けているから大丈夫」と思われがちですが、実は筋力低下はゆっくり進むため気づきにくいんです。

◎ わかりやすいチェック方法

歩くとき足がすり足になる
立ち上がりがゆっくりになる
朝より夕方に疲れが出る
長い距離を歩くとふらつく

これらが見られたら、転倒リスクが高いサイン。

◎ 家でできる“つま先上げ運動”（1日3分）

1）椅子に座る
2）かかとはつけたまま、つま先だけ上げる
3）10回くり返す（これを3セット）

テレビを見ながらできるので、ご利用者様にも人気です。

③「外出の機会」が減ると、転倒しやすくなります

実は 外出頻度が減る → 筋力が落ちる → 転倒しやすくなるという流れがあります。

特に沖縄では車移動が多く、コロナ以降、外出が減ったままの方も…。

◎ 外出が転倒予防につながる理由

足の筋力が自然とつく
太陽の光で体内時計が整い体調が安定
気分転換で意欲が戻る
変化に触れることで脳が活性化

ちゅらハートでも「外に出るようになって足取りが軽くなった」「病院だけじゃなく、気分転換のドライブが楽しみになった」
という声をよくいただきます。

外出は、心と体の両方を守る“大事な習慣”なんです。

■ちゅらハートができる「転倒予防のお手伝い」

私たちは“介護保険では届かない部分”をサポートしています。

◎ 家の中の安全確認

・玄関の段差
・マットのズレ
・通路の荷物
など、その場で気づいた危険ポイントを一緒に整理。

◎ 外出同行

お買い物、病院、銀行、気分転換のドライブなど外に出る習慣づくりをサポートします。

◎ 定額プランで“毎週の見守り”が可能

毎週同じスタッフが訪問するため、「最近歩き方が変わった」「いつもより疲れやすそう」といった小さな変化にも早く気づけます。

■ 最後に

転倒は「ちょっとした気づき」で防げるものです。

今日の豆知識が、ご本人の安心や、ご家族の心の負担を少しでも軽くできれば嬉しいです。

暮らしの中で「少し心配だな…」「誰かに手伝ってほしい」「親のお家を定期的に掃除してほしい」そんな小さなお困りごとも、遠慮なくご相談ください☎️✨

ちゅらハートはこれからも沖縄市・うるま市の皆さまの暮らしをそっと支える存在であり続けます。

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