はじめに
こんにちは。
沖縄市・うるま市で高齢者の暮らしを支えている ちゅらハート です🌿
10月も半ばを過ぎ、朝夕の気温差が少しずつ大きくなってきましたね。
「沖縄はあたたかいから大丈夫」と思われがちですが、実はこの“わずかな気温差”が高齢者の体に思った以上の負担をかけてしまうことがあります。
それが「ヒートショック」です。
🌡 ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかる現象のこと。
特に冬場や気温が下がる季節に、
お風呂・トイレ・脱衣所などの温度差で起きやすいとされています。
「寒い場所から急に暖かいお湯に入る」
「冷えた体で布団に入る」
──このような温度差が原因で、
倒れてしまったり、最悪の場合は命に関わるケースも報告されています。
💡 沖縄でも油断できない理由
「でも沖縄は本土みたいに寒くないから大丈夫でしょ?」
そう感じる方も多いかもしれません。
しかし、沖縄では家の造りが“夏仕様”になっていることが多く、冬は断熱が不十分で室温が下がりやすいんです。
・トイレや浴室が外気に近い温度になる
・暖房をあまり使わない(もしくは無い)
・お風呂の湯温を高めに設定している
この3点が重なると、気温差10℃以上になることもあります。
これがヒートショックのリスクを高める要因です。
🚿 家の中でできるヒートショック予防法
① 入浴前に脱衣所を暖める
お風呂に入る前に、脱衣所を少し暖めておくだけで血圧変動を抑えられます。
暖房器具がない場合は、ドライヤーを数分回すだけでも効果があります。
② 湯温は40℃以下に
「熱いお湯が好き」という方も多いですが、41℃を超えると血圧が急上昇します。
体への負担を考えると、38〜40℃が理想。
③ 入浴前後に水分を取る
冬でも汗をかき、脱水が起こります。
特に高齢者は喉の渇きを感じにくいため、お風呂の前後にコップ一杯の水を習慣に。
④ 一番風呂は避ける
冷えた浴槽は体温を急変させやすいので、できれば家族の中で2番目以降に入浴をおすすめします。
⑤ トイレや廊下にも“小さな暖房”を
温度差をなくすことが最も重要。
小型ヒーターやサーキュレーターを置いておくだけでも安心です。
🧓 ご家族ができるサポート
ヒートショックは、本人よりも家族が気づきにくい問題です。
ご家族の方は、こんな点をチェックしてみましょう👇
- 入浴時間が長くなっていないか
- 以前より寒がりになっていないか
- 風呂やトイレの換気扇を長時間回しっぱなしにしていないか
もし気になる点があれば、「最近夜お風呂寒くない?」「ヒーターつけとこうか?」
と、やさしく声をかけてみてください。
🪴 体を温める日常の工夫
寒暖差から体を守るためには、
普段の生活の中で“体を冷やさない”工夫が大切です。
- 首・手首・足首の「3つの首」を冷やさない
- 朝晩の温度差がある日は、重ね着で調整
- 湯たんぽ・カイロをうまく使う
- 食事ではショウガ・味噌汁・根菜などの温かいメニューを
特に「お風呂→冷たい脱衣所→寝室」という流れを避けるだけで、ヒートショックの発生リスクは大きく下がります。
🌺 おわりに
ヒートショックは、一瞬の温度差で起きるもの。
でも、その一瞬を防ぐだけで、守れる命があります。
ちゅらハートでは、お風呂準備・着替え・見守り・室内の環境整備など、“日常の中の安全”を支えるサポートも行っています。
ご家族が安心して過ごせるように、そして高齢の方が“自分らしい暮らし”を続けられるように、これからも温かく寄り添ってまいります🌿
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