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平安座自治会「17日会」に参加して感じた地域の力と、ちゅらハートの思い

先日、うるま市の平安座自治会で行われた「17日会」に参加させていただきました。
この集まりは、地域の方々が旧盆17日に集う、古くから継続されている伝統的な行事です。

■ 子どもたちの空手演舞に感じた希望

会場ではまず、地元の子どもたちによる空手の演舞を拝見しました。小学生未満の子もいたのですが、力強い声と凛とした姿勢で型を披露する姿には、思わず胸が熱くなりました。
「地域にはこんなに一生懸命がんばっている子どもたちがいるんだ」
そう思うと、この島の未来は明るいと感じると同時に、私自身も地域の事業所として何か還元していきたいと強く思いました。

■ 踊りから伝わる文化の重み

続いて披露されたのは、ウスデークでした。独特のリズムや手の動き、衣装の美しさはもちろんのこと、踊り手の皆さんの表情がとても柔らかく、会場全体を温かく包み込むようでした。
「文化は人をつなげる力を持っている」
その瞬間、そう確信しました。地域に根ざした活動をしていく上で、この文化の力を見習いながら、私たちちゅらハートも“人と人をつなぐ存在”でありたいと感じました。

■ 参加して改めて感じた「地域の温かさ」

17日会では、多くの方が笑顔で「これからも頑張ってね」「定期バス楽しみにしている」と声をかけてくださいました。沖縄で暮らす温かさを日々実感していますが、今回改めて「沖縄の地域力」を肌で感じました。
ちゅらハートは単なるサービス提供会社ではなく、この温かい地域の一員として貢献していきたい。そんな気持ちを新たにしました。

■ ちゅらハートの思いと地域貢献

高齢者の方々からよく耳にするのは、

  • 「病院に行きたいけれど、近くに頼める人がいない」
  • 「近所の人に買い物に連れて行ってもらっているが、毎回は頼みづらい」
  • 「一人暮らしで、話し相手も少なく心細い」

という声です。
こうしたお困りごとは、介護保険の対象外であることが多く、制度の隙間に取り残されがちです。私たちちゅらハートは、その隙間を埋める存在として、買い物同行、病院付き添い、草刈り、家事サポートなどを提供しています。

特に平安座のような離島地域では、移動手段が限られており、サポートの必要性はさらに高まります。だからこそ、私たちは「定期的にバスや便を出すようなイメージで、地域の方々の移動や生活を支えたい」と考えています。

■ 地域密着で取り組む意義

沖縄市やうるま市、さらには平安座島や宮城島といった離島では、地域の人と人とのつながりが生活の基盤になっています。
今回の17日会で感じたのは、地域の文化や絆があるからこそ、高齢者の方も安心して暮らせるということ。
私たちちゅらハートも、この「絆の一部」になりたいと強く思いました。

■ 今後の展望

今回の体験を通じて、「もっと地域に寄り添いたい」という思いがさらに強くなりました。
具体的には、

  • 離島や交通が不便な地域での「定期買い物便」や「送迎サポート」
  • 高齢者が孤立しないような「地域交流の場づくり」
  • 自治会や包括支援センターとの協力による「支援ネットワークの強化」

これらを形にしていくことを目指しています。

■ 最後に

平安座の皆さま、そして今回素敵な機会を与えてくださった自治会長様。温かく迎えていただき本当にありがとうございました。
子どもたちの空手、歴史あるウスデーク、地域の絆…。そのすべてが「地域の力」を教えてくれました。
私たちちゅらハートも、この地域の一員として、皆さまの暮らしを支え、笑顔を届けていきます。

「ちょっと助けてほしい」そんな時に思い出していただける存在になること。
それが私たちの目標であり、使命です。

これからも、地域と共に歩み、地域に貢献できる会社であり続けます。

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